自分用ボトルレター

人は好きなもののことを語っていると生き生きとするし生き生きとした人を見るとおっ生きてるなと思うので生きていた痕跡を残していきたい

推しとスイーツビュッフェに行った話・Cパート

 

jorsuk25.hatenablog.com

後編の続き。

すっかり長くなってしまったが、今回で終わるはずだ。まあ別にプロの小説家やコラムニストというわけでもないので文字数も長さも気にしなくていいんだろうが。

前回まででイベント本体の部分は終わりになる。あとはチェキとか特典会になるから同担が推しからどんなファンサされたとか知りたくないという人は読まなくても大丈夫です。なんせ推し、ファンへの対応にほとんどNGが無い。怖い。

 

推しのアナウンスが先だったかお姉さんのアナウンスが先だったか覚えていない。ついさっき推しと同席したときに渡されたカードは抽選に使われるようだった。

参加者の中で持っているトランプの数の合計と、暗号とかくれんぼの得点を合わせた点数で一番ポイントの多かった人は推しと30分デートできるらしい。

暗号というのは待ち合わせ場所を示していたあの画像を解けたかどうか、かくれんぼはショップでのてっちゃんまんを探せで見つけられたかどうかだ。私は後者はあまり自分で見つけたとは言えないので加点されたら申し訳ないな…ぐらいに思っていた、ポイント数は公開されてないので何点だったのかはわからない。

私はこういった抽選だのくじだのは当たったためしがない。せめて宝くじくらいは当たってほしいものだ。もはや金欠ゾンビになりつつある。金欠ゾンビは買っちゃえよと気軽に言って仲間を増やそうとする。ていうか買っちゃいなよは実際この日言ったからなりつつあるではなく、なっていた。私が…金欠ゾンビ…? そんな、だってあたし…いつのまに…?

お知らせされた時点で私の引いたカードは2とか6とかの一桁台だった、もう一瞬で諦めがつく数字だ。ブラックジャックだったらもう一枚ぐらいは引くところだろう。いまからでもブラックジャック方式にしませんか? 21だし…ほら…

ていうか推しと30分デートってなにおろろろろろろろろそんなん当たった日には緊張で全部出るわ助かったわ逆に刺激が強すぎるって

こういう界隈では入れたシャンパンの値段で特典デートがどうのこうのという話も聞いたことがあるのでそれはいよいよホストとどう違うのかと思ったりもしたものだが、まあなんだ、人気商売って大変だ。刺されないようにだけしてほしい。

ちなみに抽選カードは物販で追加購入できるとのことだ。ええ商売してはりますな…たぶんそういうこと思ってるから当たらないんだろうな。私のような性根の曲がったオタクが推しと必要以上に接しないようになっている世の中、正しい。

まあでも推しとデートしたい人は積むしそうでない人は積まなくてもいいみたいなシステムはわりといい。デートとかしたいわけじゃないのに整理番号の○番で当たりましたみたいなのだと嫌な人もいるだろうし…あとデートとかならお金取ってほしいし…推しからの愛を無償で受け取れないオタクって一定数いる。

…ものは試しで抽選カードは一枚買いました。一桁でした。くじ運なさすぎておもしろくなってきた

 

ビュッフェの時間も終わり会場から出た我々はロビーに集められた、時間が半端だったのかキリのいい時間までトイレ休憩になった。そういえばビュッフェ会場はけっこう出入りが自由だった。トイレが会場の外にあったからだろうか、途中私はトイレに立ったのでまあいいかなと思いそのまま待っていた。

チェキどこで撮るんだろうねみたいな会話をしていたか? それはテーブルでだったかな…ふたりきりタイムのときに最後焦ってジャンケンをしかけてしまったという話はした。「なんでジャンケンしてるんだろうと思ったらそういうことだったんですね」見られていた。「てっちゃんジャンケン弱いからそれより弱いってことよ」マジか…推し、ジャンケン弱いらしい。どれかのラジオで掃除係決めるジャンケンとかは負けちゃうみたいなこと言ってた気がする。

我々の足の間を小さな人間(大型人外の呼び方)が走り回っていた。元気でよろしい。数年前の推しのイベントのチェキ会で私の前が小さな人間キッズさまだったことがあるのだが、あのロングロング足を折りたたまれて、立っているキッズさまと同じくらいの大きさになられていたのが強く記憶に残っている。そんなにコンパクトになるんだ…と思って…

別の機会のときには幼稚園児の群れの中に完全に隠れていたこともあった。186㎝がいきなり消えたと思ったら突然生えてくるのだから人体ってふしぎだ。このときはペンギンの骨格を思い出していた。ペンギンって足長いらしいよ

 

トイレ休憩にはすこし長めの時間がとられていたので、せっかくだしトイレに行っておこうと思った。再集合の時間も近かったから小走りでトイレに向かっていたら男子トイレから推しが出てきた。「おっ」びっくりしたときの轟焦凍みたいな反応になった

推しはワア~だかハワ~だかぽやぽやした反応をしていて私もエェ~ヘヘ…みたいな反応を返しながらすれ違ってトイレに入った。推しはオタクを一瞬でちいかわにしてしまう。普段は山賊みたいにダァハハギャヒ~と笑っているオタクでも推しにかかればエェ~? クスクス…に早変わりだ。なんらかの固有結界を張っている可能性がある。

あと、推しもトイレ行くんだなあと思った。黎斗くんのお父さんである檀正宗を演じている貴水さんとの初対面がトイレだった話は聞いていたけど…生きてる…

てっちゃんさんに限らずだけど髪の毛が伸びたりご飯を食べたり代謝しているようすを見ると「生きてるな…」としみじみ思う。人間って生きてるんだな…

 

やっぱり、陽気なサングラスと赤いコートで姿勢よくしゃきしゃき歩いている姿はウィリー・ウォンカのようだった。ウィリーウォンカだ! と再び言ってしまった。

チェキの時間も整理番号順だっただろうか、いや、チェキ券の番号順だ。そういえばチェキ券買ってましたわ。すごい。記憶に残らないほど無意識でチェキ券買うことあるんだ。あるんすね~

ビュッフェ会場の入り口にフォトスポットがあったのでそこでの撮影になっていた。ファンイベント以外のお客さんもいるので待ち時間も発生するが、ポーズを考える時間があるのはありがたかった。

ロビーの隅に集まるモルモットたちがお姉さんの手を煩わせまいと自主的に二人ずつくらいの列を形成していた。いつだか推しも「みんなとってもお行儀がよくって…」みたいなことを口にしていた。中国のイベントでは「ポォーズ…」と言うと会場中一時停止して推しが会場を歩き回っても誰も動かなかったというエピソードもある。やはりなにかしらの固有結界を張っている可能性がある。

ところでポーズをされてもハイパームテキ状態なら動いても許されるのだろうか。モルモットの中にハイパームテキのかたはおられませんか。

チェキの待ち時間で他の人と話したこと全部チェキのときにやった。推しがかけていたサングラスを借りてエッフェル塔を作るポーズを撮らせてもらった。「チェキ」とは言っているが自分の携帯をお渡しして撮ってもらうスタイルだ。

「サングラスをお借りしてもいいですか…?」

いいですよ~

「いひひ~! 合法なんですかあ!? ありがとうございます! それでエッフェル塔作ってもらいたいんですけど…」

どういうこと~?

ポーズをお願いする前に推しの片手がハートの半分を作っているのが見えた。おれでなきゃ見逃しちゃうところだった。が、私は腕をピンと伸ばして大きな三角を作ってもらおうと思ったのだ。撮ってもらったあとで写真を確認する。

「あひひっ四角くなっちゃったっ」

ねえ~後ろの文字も隠れちゃうし、メガネオンメガネで…

私の顔面露出がゼロなのはともかく、推しの身長のことを忘れていた。私が腕を伸ばしたって推しの腕の半分くらいの長さしかない。私の指の先端にくっつけるため肘を曲げたら三角より台形になってしまった。なんもうまくいかない。まあこれはこれで…

もしかしたら推しは手前のほうで小さなエッフェル塔を作ろうとしていたのかもしれない。天津飯気功砲をイメージしてもらえたらわかりやすいと思う。私が見たのはハートの半分じゃなくて気功砲の半分だったのかな。

完全に余談だけど、まあ余談しかないけど。推しとのチェキでフュージョンしてもらったことがある。ドラゴンボール知らないひとにはなんのこっちゃの話であるが、ドラゴンボール大好きてっちゃんさんは「フュー……」のススス…からやってくれた。うれしかった

 

チェキ会が終わると我々は少し場所を移動した。あれはどういう場所だったのだろう、ハニーチュロみたいな楕円で両側が階段になっている、逆転裁判2に出てくるホテル・バンドーのロビーみたいな場所のわきに集まって、推しの本日最後の謎を提示された。この謎も正解者にはポイントが進呈されるそうだ。

これはその日行けた人だけの秘密にしておいたほうがいいだろうか。まあ、これも私は正解できなかった。これに関しては正解者は一人だけだったのですごかった。夏井先生も素晴らしいですと褒めています。

回答は整理番号順で推しにもらったカードを返すときにするのだが、推しの「どうしてそう思いました?」が生で聞けた。推しがこうやって聞き返すのはよく聞く、てっちゃんまんかるたとか作ったら「ど」に入れてもいいくらいだ。「ど」?

ちなみに抽選の景品は「てっちゃんさん私物(この日つけていたサングラス)」「サイン」「5分デート」「30分デート」となっていた。私物と30分デート以外は複数人に当たるようになっていたかな?

推しはけっこう自分の私物をあげがちだ、エグゼイドファンの子に街で声をかけられて自分の持っていた檀黎斗の扇子をプレゼントしたというエピソードもある。宵越しの銭は持たないの亜種なのか、サービス精神の塊なのか、自らの所有物を他人に下賜することに抵抗がないあたり高貴な育ちのにおいがする。時々幸福の王子みたいで怖くなる。

推しが自分を切り分けているようで怖いので分霊箱を各所にばらまいていることにしたい。推しは闇の魔術なんて実行しません!…よね?

 

分霊箱疑惑はさておき、抽選の当選者の発表と参加賞の贈呈がされてイベントは終了となった。ホテルから舞浜駅行きの無料シャトルバスが出ているということなので現地解散だ、さくっと帰ったほうが推しのためになるのはわかりつつ、フォロワーさんとバイバイするのも名残惜しくてその場に残っていた。

あと、一緒のテーブルでごはんを食べていたかたが30分デートに当選されてめちゃくちゃに緊張していたので置いていくのが忍びなかった。デートいかがでした?

その時推しはサインのお渡しなどをしていたと思う。見ていなかったのでわからない。

それから、このイベント当日がお誕生日だというかたが推しにお祝いしてもらった話を聞いた、イベントの開催日がちょうど誕生日なんてレアもレアだ、素晴らしいことだ。推しに誕生日にデートに誘われて高級ホテルのスイーツビュッフェだ、こんないい日にイベントに参加しない手があるだろうか。いや、ない。

私も誕生月だからイベントに参加したのではなかったか? すっかり忘れていた。なんならホテルに入る前にフォロワーさんからお祝いもされていたのになんでかさっぱり忘れていた。IQ2だったから?

「いまこの時」を処理するのでいっぱいいっぱいだったのだ、それを思い出せていれば3分間推しとの会話に困ることなどなかったのだ、馬鹿野郎がよ。

そのあとのきっかけはなにも忘れた。フォロワーさんが「いまからでも言っちゃいなよ!」と言っていただろうか、なんだったか、推しがてちてちと寄ってきていたのは視界の端に見えていたか。もしかして私の声バッカデカかっただろうか、すまねえ…すまねえ…

「今月誕生日で…それ言い忘れてて…」ちゃんとこう言えていたか覚えていない、「今日」とか言ってたかもしれない、なにも覚えていない。

あ~♡お誕生日おめでとうございます♡

グン、と体が引き寄せられたのを覚えている、左肩に大きな手のひらを感じていた、揺さぶられてもいただろうか、エグゼイドで永夢先生が貴利矢さんと初めて会ったときにされたあれ、そう、肩組みだ、それだ。

ァ?縺ェ縺ォ繧?▲縺ヲ繧薙???シ!!⁉?

 

もしかして推しってこうやってオタクをバグらせるのが楽しくてやってるのかも

推しよ、オタクをバグらせて食う飯は美味いか? 美味いよね…わかるよ…少なくとも私は美味しいと感じているよ…推しに狂ってるオタクの悲鳴聞きながら食べる飯、甘し糧。

前後のことなんも覚えとりゃせん。よかったら私がそのときなんて言ってたか推しもどんな反応してたのか教えてくれません? 推しがいつ離れたのかも覚えてないんです。

なんか…すみません時間外でこんなサービスしてもらっちゃって…あの、ほんとうにこんな…なんで…?

「生まれてきてよかったです…」崖の上のオタク

そう言ってもらえてうれしいです♡

いつだったか覚えてないけど、そんな会話をした。とにかく推しの声は全部ハートつけたくなるくらい甘い、ねこを前にしたねこ好きほどではないが、なんか甘い。生きてるだけで一等賞♡ぐらい甘やかされる。やっぱり推しってなんらかの上位存在で我々のことリアルにモルモットぐらいの感覚でいる?

そうだ、ヒルトンホテルに推しのサインが飾られるという話を聞いた。どこに飾られているかは探してみてねということだった、誰か結婚式あげてくれないかなここで。

ちょっと刺激が強すぎて脳に酸素の供給が追い付いていない、あるいは過呼吸になろうかという衝撃でしばらく意識が宇宙遊泳していた。立っているのも不思議なくらいふわふわしていた、なにか話していましたよね? なにも覚えてなくて……

ところで、2/14はバレンタインデーじゃないですか、バレンタインイベントとしては前日10日にやっていたのでしょうけど、渡すタイミングないだろうけど、推しへのチョコだけはずっと持っていて。なんなら持って帰る気でもいたのですけど。

お姉さんが粛々とグッズなどを片付けているところだったので、帰りのこのタイミングなら荷物にまぜてもらえば邪魔にならないかと思い、お姉さんにそっとお渡しをしたのですが。推しはオタクの怪しい動きを見逃さなかった

わあ! 誕生日の人にプレゼントもらっちゃった!

アァ!! すみませんごめんなさいごめんなさい! 磔刑だけはご勘弁を!

取引現場を押さえられたオタクはそのあのえへえへ言いながら「ハッピーバレンタインです~…」とへらへらごまかし笑いをしていた。

チョコの納品をしたオタクは大型モンスターに見つかったハンターもさながらにバックステップで壁際へと逃れたのだが、あとは若い二人に任せて…の気持ちでいたのだが、なんか、気付いたら隣に推しが立っていて

何故推しは真横に立っているのでしょうか。あなたこれからデート行くんですよね?

 

こっからファニコンの誕生日お祝いメッセージの微バレがありますのですこしスペースを開けておきます。

 

 

 

お誕生日の動画届きました?

「あっ、はい…! 半袖だなと思いましたっ」馬鹿野郎がよ。

もっとましな感想なかったのかよ。動画で色々話してくださっただろうがよ、言えよ。

でも、半袖だったからファニコン立ち上げてすぐのときに撮ったんだな…って真っ先に思ったんだよ……あまりにも脳直、あまりにも脊髄…言わない方がマシよそんな感想。

 

 

 

はいもう大丈夫です。

今度はずっとハテナが飛んでいて、これも推しがいつ離れたのか覚えていない。どうして、どうして推しはずっとオタクをバグらせているのだろう。

フォロワーさんもサインを頂けたようだしさすがにもうこれ以上はとドドドド緊張しているモルモットには申し訳ないけど退散することにした。私も意識が保てない。

意識というか、理性のほうだ、衝撃を与えられるとたいていは理性が大ブレーキをかけるのだが、慣性の法則で冷静なときなら選ばない言葉がフロントガラスを突き破って出てきてしまう、そういう失敗をこの人生で繰り返している。シートベルトを覚えてほしい。

とっさに出てくる言葉がおもしろワードの人間になれればよかったのに、いつまでたっても行間を極限まで圧縮した当たり障りのない言葉かマジでないわそれはという言葉しか出てこない人間のままでいる。だいたいにして人見知りである。その日限りの社交性を出し切って力尽きるタイプである。自分から行けないだけで仲良くなりたいと思っていますのでどうかお気軽にお誘いください。

で、シャトルバスを待っていたのだが、時刻表の時間になっても一向にバスは現れない。シャトルバスをさがせ! の時間を過ごしていた。

バスを待っている間に推しと5分デートのかたが目の前を通り過ぎていった。「文春! パパラッチだ! ヒューヒュー!」最悪野次馬。

やっぱり根が新鮮な悲鳴を聞きたいオタクであるので、あの人もこれから推しに情緒をぐちゃぐちゃにされるのだと思うと楽しくてしかたがない。デートの感想を聞くなど野暮なことではあるが、デートはいかがでしたか。

そしてひとり、またひとりとデートの現場を押さえてしまう。バスがずっと来ない、もうここまできたら30分デートのお見送りまでして帰ろうかというほど待っていた。そういえば30分デートは車に乗ってどこかへ行くのだと言っていた。マジで密室に推しと閉じ込められるとか体の穴という穴からありとあらゆる液体が漏れ出そうだ。ほぼ観覧車じゃないか、半分正解で良い。怖すぎる

お姉さんがホテルから出てくるのが見えた、お姉さんはお昼からずっと東へ西へ走りまわってモルモットたちのお世話をしてくださっていた。もう次はお姉さんへの差し入れ持っていこう。「車もお姉さんが運転するのかな?」そんな話をしていた。なにからなにまでありがとうございますすぎて頭が上がらない。感謝将軍アッジャスも涙を流して謝意を伝えている。

お姉さんにはニックネームなどないのだろうか、数回のイベントを経て我々はすっかりお姉さんに懐いていた。推しへ、お姉さんのニックネーム教えてください。いえ、お姉さんがお嫌でなければで構いません。

バスが来て出発するタイミングで30分デートの出発を見送ることができた。ご武運を

朝から感情の忙しい一日であったが充実していた、投げ出したくなるような人生も推しによって救われている。人生のモルヒネだ、中毒性があるため適宜使用していきましょう。もし手遅れだと思ったらそのときはこいつで一思いに…たのむ…

 

さっきまで明るいと思っていたのにすっかり日が暮れ始めていた、推しと会った日の夕景はいつも以上に美しく見えた。瞳孔開きまくってんだろうな

翌日にはシアターGロッソへショーを見に行く予定なので今日死んでも構わないなんて思っちゃいないが、いつか死にゆくその日には今日の光景が浮かべばいいと思った。

……いや、だいぶ推しの顔見てないな。

 

最後にエモそげな写真と思い出に浸りながら書いた短歌でお別れしたいと思います。

推しへ、生きていたらまたお会いしましょうね。んじゃ

ありがとうMAIHAMA

推しとスイーツビュッフェに行った話・後

前回までのおさらあらい(てっちゃんさん語録)

救急車で連れて行ってもらった病院が地元でも有名なヤブなので頭部の処置が間違ってるのか「これじゃくっつかない」と言うその日の先生が間違ってるのかなにも信用ができない。私これからどうなっちゃうの~!?

 

紆余曲折を経て無事に推しとの待ち合わせができたモルモット一同、舞浜の周囲を回遊しているモノレールにこれから乗り込もうとしています。

ランドに行く機会がそもそもないからこれに乗る日が来るとは思わなかった。ICカード残高もギリギリなのでチャージをさせてもらったのだがこんな日に限ってお札が変に折れてて財布から出てきてくれない。モタモタして申し訳ない私に「私もチャージ不安だったので大丈夫ですよ」といつものお姉さんが言ってくれた。しゅき…

「リゾート・ゲートウェイ・ステーション」でモノレールに乗ります。いま調べました

ていうか駅員さんの制服からしてかっこいいね?? アトラクションのキャストさんみたいにお手ふりなどもしてくれる、なんなら園内だったのかもしれねえ。ていうか朝ごはん(昼ごはん)食べたとこも店員さんホスピタリティにあふれていた、夢ってここから始まってるのかもしれねえ。

エスカレーターをあがったらちょうど列車が到着したので乗り込んだ、気がする。ちょっと待ったのかな? うわ~駅員さんの制服かっけえ~しか思ってないこの時。

推しとお姉さんを含めて21人(1名遅れてしまっていたため)でひとつの車両に乗ったのを推しがまた数えていたかな、降りたときだったかも。なんか駅に向かって歩いてるときもそうだけど遠足って感じ半端ないな…楽しい!

「乗るときかがんでるの見えた…」と言っているのが聞こえた。推しは186㎝あるので日本で電車に乗るときは頭をぶつけてしまわないようにするのだとよく話していた、それを実際に目にする機会なんてほんとうに希少だ。私は駅員さんのほうを見ていた。ほんと馬鹿野郎がよ。

どこのタイミングだったか覚えてないけどてっちゃんさん厚底履いてるかも~と思ったんだよな。だからこの日はもうすこし高かったかもしれない、推しは背が高くても履きたいと思ったものを履くし着たいと思ったものを着る。これからもどんどんかっこいいと思ったものやかわいいと思ったものを着てほしい。なれと言うならスタジオアリスにもなるからさ。

車窓からはシンデレラキャッスルやプロメテウス火山などが見えた。「あれがプロメテウス火山ですか?」「世界遺産のように言いますね」マジでテレビの受け売りしかないんだけどプロメテウス火山は地質学者も研究している火山なのだそう。見えたものが本当にそうなのかはわからないが。あとでっかいバスステーションとか工事中エリアとか、ああもうほらモノレール乗ってる時点でもう推しのほう全然見てないじゃんご覧のありさまだよ。ランドじゃなくてよかったね!?

推しは駅につくと「ここかな~?」とニコニコしながら言う。そういえばどこに行くかはいまだにわかっていない。ランドじゃなくてよかったと思っているけどシーの可能性もある。シーだったら本当に推しとはぐれて一生再会できないかもしれないが、多分そんなことになる可能性のある場所は選ばないだろう。そうでほしい。

余談だけど、以前推しとモルモット一同で電車に乗ってどこかに向かう夢を見たことがある。ミステリーツアーやりたいねと言ってたぐらいからいつかその夢が現実になる日も来るのかなと思っていたりもしたのだが、想像していたよりも早くその日が訪れたなとイベントのあとになって思い出した。推しとふたりきりタイムのときに思い出せていれば会話に困ることもなかったのにな。

 

推しが再び「ここかな~?」と言う、ベイサイドエリア駅だったか、扉が開くと「降りま~す」と言いながら車両を出た。

我々モルモットは年代も服装も普段の活動ジャンルも住んでる場所も様々だ、なので一部の車両だけやたら混んでいてなにかの集まりなのはわかってもなんの集まりなのかはさっぱりわからないだろう。我々も目的地がどこでなにをするのか全くわかってないので安心してほしい。

駅を出て思ったのは生垣がやたら高いな、だった。南国の雰囲気があってまさにリゾートといった感じだ、どういうイメージというのはこういったらぐじゅあり~な場所に縁のない私には的確な表現はできないのだけれど、背の高い生垣と足元の花壇が綺麗に手入れされてるのを感じたのでリッチだな…と思いました。

そんな高級感すらある生垣の切れ間に推し率いるモルモットの列が入っていく。生垣は途切れてるけど、別に道ではないな?

いやいやまさか、前の人について歩いていくと、遠征でホテルを使う人間は見慣れている車が乗り付けられるエントランスが見えた。いや、私が普段見ているのと比べると倍以上の大きさがあるんだけどさ。え?

どこでそれがわかったのかもう覚えていない。「ヒルトン…!?」と驚いたことだけ覚えている。

前編でも書いているがオタクは常に金欠だ。ホテルのヌン茶などに憧れもあるが敷居高くてな~というのでもヒルトンの字は見たり見なかったりする。実際のところは全然知らないがなんかお高級なホテルを一言で表してくださいと言われたら「ヒルトン」と言うだろう。そんなイメージのホテルだ、私にとっては。

そのような場所なので、なにか奇跡でも起こらないと一生縁のない場所なんだろうと思っていたのだが、起こったな、奇跡。いやでもこれは奇跡と呼ぶにはあまりにも必然性がありすぎる。相応の対価が発生しています。

まだちょっと信じられていない私はこの場所で結婚式を挙げているカップルのスペシャルゲストで立ち寄っただけかもしれないとか考えていた。んなわけあったらおもろすぎるだろ。

 

ビンに入った甘いものやキラキラが乗ったマカロン。もうちょっとうまいこと撮れなかったのか

なんか…なんかあ…推しのファンイベントに参加したらぁ…ヒルトンホテルのスイーツビュッフェでぇ…めっちゃ…なんか…すごくってぇ…

デンジくんに毛が生えた程度のことしか言えない。元太くんなら「すっげぇー!」って言うようなとこだ。歩美ちゃんもめっちゃはしゃいでる。かわいい。

後悔はいくらでもあるけど、写真はもっといっぱい撮っておけばよかったなと思った。シンプルに忘れてたり写真下手だったりもある。推しが入り込むかもしれないからそれは良くないな…というのもチョトあります…電車内の写真がないのはそれがあったからですね…車窓はちょっとある。写真下手すぎて上げられないけど。

予約済みなのだろう一角へ案内されて好きなとことへ座るように言われる、円形のテーブルにはメニューが立ててあった。エッフェル塔だ、なんかそういうコラボらしい。

オーロラステーションになってから初めまして同士でお話することも増えた。推しが事務所に所属してたときのファンクラブでも何度か顔を合わせたり話したりすることもあっただろうが、感覚としてはそれこそツアーで座席が隣同士になったぐらいの感覚だ。これは単純に私が年月を経て人とのコミュニケーションにこう…慣れではなく…ハードルが低くなったみたいなところがあるのかもしれない。まあ、グルチャやトピックでそんな個別に話しかけたりできているわけではないけど。

ところで現在Twitter(現X)で繋がってくださっているモルモットのみなさんはその場でフォローした以外のどこから来られているのだろう、おすすめ欄やFF欄だろうか、私が推しと撮ってはしゃいで上げてるチェキのツイートだろうか。それな気がする。

どうもありがとう。推しには見せられないようなきっちゃねえ言葉でゲハゲハ笑ってるようなアカウントだけれどこれからもどうぞよろしくね。西野カナ流してください。

 

なんの保証もない私にも推しは優しい、席についた我々モルモットのテーブルひとつひとつに今日の案内を伝えに来る。なんかもう内容をほとんど覚えていない、ビュッフェの時間とかは言ってなかったな。途中で推しが座っているテーブルに招待されてお話できる時間があるというのが伝えられた。さっきちらっと書いてたのはこの時間のことです。

「急にふたりきりってことですか…!?」「そうです急にふたりきりなんです~

オーロラステーションを立ち上げてすぐの突発的なイベントでも「急にふたりきり権」などを出してきたりなどで頻繁に聞く語だ、元々は数年前の9/22にやったイベント名だ、楽曲タイトルにもなっている。詳しいことは忘れた。なにせ数年前のことだ、数週間前のことを忘れていて数年前のことを覚えていたらそれはそれで、その、なんかアレだろう。

推しは作詞作曲をしてギターで弾き語りをする。YouTubeの配信動画はまだ見られるだろうか、気になった人はそちらを見ていただくと今後てっちゃんさんの言ってる話の解像度が上がるかもしれない。というか新規のてっちゃんさんファンはブゥスタヂオの配信自体知らないかもしれない、音楽番組のていでコントをやっている配信もギターの先生に教わっている配信もいろいろと栄養価があるのでおすすめです。

なんか上手いことわかったらこのへんに動画とかが張り付けられるのかもしれない、されていたらなんか上手いことできたんだなと思ってほしい。

 

ちなみにいまさらだけど推しの発言は全てニュアンス程度で書き起こしている。びっくりすることにほとんど覚えてない。ワードチョイスに推しっぽさがなかったりするだろうが飛び散った記憶の肉片をなんとか寄せ集めて形を似せたキメラみたいなものだ。各々で再錬成してあげてほしい。

ていうかどれが推しの発言なのかもわからんな。あとでわかりやすく色とか変えておきます。何色が良いですかてっちゃんさん。脳内のてっちゃんさんに語りかけています。

ん~そうねえ…白黒だけじゃつまらないもんねぇ…

とにかく、推しと同じテーブルにつく時間があるらしい。ア゜…!!?

それって推しとふたりきりになる時間があるということですか…? とんでもないこと。

ちなみにそれを聞いているときの私はそんな実感湧いていなかった、座っている我々のテーブルのそばに立って説明している推しを見上げていて、この角度になるとさすがに首が痛くなるんだな…とか考えていた。集中して聞け。

でもほんとにこれは珍しいなと思っていて、推しって我々とお話をしてくださるときってかがんでくださるんですよ。身長差があると声が聞こえないとかもあるんでしょうけど、そのおかげで顔が近くてヒエ…と思うこともあるんですが。そう思うときしかないんですが。

やっぱ推しってでっけぇんだなぁ…って思っていたわけですよ。まじで話聞いてないな。本当に申し訳ない。

 

ていうか推しがどのタイミングでテーブルに来たのかすら覚えてない。料理を持って来てテーブルに全員着席していたときか? 料理を取りに行く前か? わからないけどなんかそういうタイミングだったと思う。

まさかビュッフェだとは思わずにごはん食べてきちゃったな…とか思ったけどふつうにいっぱい食べた。さすがに元太くんには負けるけど時間いっぱい食べました。

写真にもあるような洒落た甘味もあるんですがしょっぱい系のごはんもたくさんありました。ポテトがおいしかったよ。シュウマイとかキッシュとかグラタンとか…あとカレーがあるのに気付いたのがもう終了手前だったからもっと早く気が付けばよかったな。

それでまあ、テーブルにフィギュアーツの黎斗くんを出したりなどして…ところでアーツ持ってさんざん遊んでてあれなんですけどエグゼイドの推しキャラって永夢先生なんですよね。ノベルX読んだかたはわかると思うんですがお前~~~~~なんて羨ましいんだ~~~~~とか思ってるんですよ黎斗くんに対しては。

黎斗くんのおかげで推しの棲む世界が生きやすくなったりだとか推しと出会わせてくれた恩があるので許してやっている(?)んですが…複雑なオタクごころだ。いや全然ただのひがみなんですが。

それだけ複雑な感情を抱けるのも推しが生き生きと演じてくださったからだと思いますけどね、地面ひっかきすぎて爪剥がれたりだとか住宅街で前張り剥がれたりだとかいう話を聞くとおよそ躊躇いというものがないのかとも思うし…生きてる黎斗くんはそういうとこ躊躇いないだろうし…岩永徹也は檀黎斗だったし、檀黎斗は岩永徹也だったんだよ…そういう意味で広義的に見れば黎斗くんは推しとも言えるかもしれないし、そうでないとも言えるね。なんの話?

 

当然といえば当然なのだが、推しも会場内をうろうろするらしい、ていうかこれほぼいちご狩りだろ。半分正解でいい。

食べてるときと痛いときのIQが2になる人間だから味の感想とかほとんどない。たくさん食べてるからにはおいしかったんだろう、たぶんこの日だけで一年分いちご食べた。前年比の50%増食べた。めちゃくちゃ適当言っている

推しはいちごが大好きでよく食べている。いちごの妖精というキャラクターを作るぐらい食べてないときでも常に生活にいちごがある、以前ファニコンでいちごを求めてスーパーをはしごするラジオ配信をやっていた、結局□ーソンで買えたみたいだ。ちょっと危うい

いちごは好きだけれどいちご味の~とかは別に…という感じのようだ。私も抹茶は飲めるが抹茶味の~は当たり外れが大きいので得意じゃない、そういう感じなのかも。いちごスイーツのフェスはいちご単推しとしては物足りなかったかもしれないけど実際のところどうなのかはわからない。推しは私ごときが推し量れるような人ではない。なんかややこしいなこの文章

私と同じテーブルについていたモルモットたちは推しとふたりきりにさせられるのにめちゃくちゃ緊張していた。ある人は腕につけたApple Watchに心配されていた。初めて本物を見た。あるんだ~実際

この緊張しはじめたのも他のテーブルの人が呼ばれ始めたからだったかもしれない、推しが座っている場所はビュフェ会場なのでパーテーションなどもちろん無く、食べ物や飲み物を取りに行こうとしたら推しがいるテーブルの横を通るような配置になっていた。

なので、お呼ばれされたモルモットの声などは聞こえないまでも、姿は見られる仕様となっていた。私は推しに対して横を向いている位置に座っていたので、食べていると推しの姿は見られなかった。あとから考えれば推しの顔を見ながら食べるケーキは至上の味わいだっただろう、なんで気付かなかったのか。IQ2になってるからだった。

どこかのタイミングで先に呼ばれたモルモットの話を聞いた。食べる暇がなさそうだったから食べてくださいということを話したと聞いてそいつぁいいやと思った。私はもうすぐ呼ばれるだろうになんにもプランを考えていなかった。IQが2になっていた。

呼ばれている順に見覚えがあったので、整理番号順なんだろうとぼんやり察していた。ちゃんと推しのほうを見ていないのでもう何番目なのかわからなかった。

あったけぇ茶が欲しかったので飲み物を取りに私は立ち上がった、ドリンクバーでは普段飲まないジュースを入れがちだがお茶のほうが好きだ、ガブガブ飲んでも罪悪感がない。家ではもはや白湯みたいな出がらしを飲んでいる。推しは昔から白湯党だ、バスツアーで好きな飲み物のクイズを出したときに「コンビニ(自販機だったかもしれない)などでは置いてないです」というヒントを出していたが、最近はコンビニでも白湯をみかけるようになったので前より白湯を飲みやすくなってよかったなと思う。

推しが昔開催したバスツアーのことはまた今度時間のある時にでも書こうと思う。それまで死なないでほしい。私が。

あったか~い茶のコーナーにはちょっと目移りするぐらいお茶の種類があった、しかも全部英語で書いてあった、お高いホテルはお茶までお高そうだぜ…と思いながら眺めていた。

推しが背後から来て横に立った。

 

推しは私にオッと気が付くと「整理番号順で呼ばれてるってわかりました?」と聞いた。推しって気配がない。「アッ、な、なんとなく…」きょどるオタク。ウォッチッチに心拍数を心配されてるモルモットのことを笑えない。

何番ですか?」「たしか13番とかでした…」「じゃあもうすぐですね~いまが10番台だから…」どうやって会話が終わったか覚えてない。背後から来たと思っていたけど別に全然前から来ていたかもしれない、とにかくいつのまにか横に推しがいたしいつのまにか推しは戻っていった。

私も茶を入れて戻らなければならなかった、なんかついでに新しい食べ物を持っていたような気もする、もうなんにも覚えてない。たくさん種類がある中でかろうじて読めたアールグレイを掴んだと思う。お湯を入れてる間に落ち着いたのか、改めて茶のコーナーを確認したらちゃんと読めた。ストロベリーティーなどもあった。視覚からの情報処理に影響が出ていた。

テーブルに戻って先ほどの情報を共有した。モルモットの心拍数は下がるどころか上がるばかりだ。本当のモルモットぐらいあるんじゃないかという話をした、実際のモルモットはもっと心拍数が高かった。それで言えば低血圧のモルモットであった。

ところでこのあたりでもう前編と同じくらいの文字数になっている。最初から前中後編で分ければよかったかもしれない。後半へ続くと言うキートンに嘘をつかせたくはない。まあでもCパートがあるからといって騙されたとはならないだろう、そういうことにしよう。

 

とうとう私の番が来た。推しが呼びに来た時も私はなにか食べていた気がする。

時間は3分間、推しがタイマーを設定する。対戦よろしくおねがいします。

本当になにも考えずにここまで来てしまった。なにかおもしろい話をしなければとかそりゃ気負いすぎじゃろとかなんにもまとまっていなかった。

「ア…どうぞ、お食べくだサァイ…」ハイローの李みたいに言ってしまった。推しは促されるままに皿に載っていたえだまめコーンをフォークですくって食べていた。かわいい。空港のラウンジの写真でもえだまめコーンがたっぷり盛られていた。好きなんだろう。吸血鬼は細かいものを見ると数えずにはいられないと聞くので少なくとも推しは吸血鬼ではなさそうだ。

たくさん食べました?」「はい! でもまだ食べられます!」正直どんな会話をしたか覚えてない。というか会話自体たいしたものができていない。

ポテトがおいしかったとか、中央のスイーツが置いてあるコーナーで頼むと目の前でパフェを作ってもらえるようだとか、そんなことを言った。「あとで行きましょ!」推しにそんな時間はないだろうが話のオチがわからなくなったのでそう言って終わらせた。

もうみんな食べ終わってるよね~もういっこ謎出そうかなぁどうしようかなぁ」進行のことを考えている推しはかわいい。そんなワクワクする話共有したくなってしまうので「内緒にしたほうがいいですか?」と聞いた。

あとでアナウンスしま~す」かわいい。推しからアナウンスがあるなら私から言うことないだろう。会話が終わった。なに話したらいいんだ。

すると推しからトランプが差し出された。最初のアナウンスのときに「カードを渡します。貰ったカードは他の人には見せないでください」と言っていた。思いだせた。ちゃんと聞いてた。えらい。

たぶん、だいたい時間が終わるくらいにカードを引いてもらうんだろう。カード引いたら終わりみたいな感じだろう。困った。時間はまだある。

あと7秒!」推しが告げた。どうしようかテンパった私は拳を掲げた。

最初はグー!ジャンケンポン!」私がグー。推しはパーを出した(たぶん)。負けた。「勝った~」「負けた~」勝ってればあっちむいてホイでもしたんだがじゃんけんしただけで終わってしまった。

推しと話せる貴重な3分を推しを楽しませることもなく終わらせてしまった。こういうときもうちょっと本番に強いおもしろい人間になりたいと思う。さまざまな後悔のひとつだ。

普段脊髄で会話してるからこういうことになる。そんな脊髄は剣にでもしてもらったほうがいい。

でもきっと確実に実のある会話とかは他のモルモットさんとしてるだろうし、毒にも薬にもならない私はホストでいうところの休憩卓みたいなもんだ。いやそれは驕りすぎだ。毒になってないと思えないし、休憩卓だってそれなりに積んでいる。自分を慰めるためだけに休憩卓自称してんなよ。ホストクラブは一度も行ったことがない。

ナマケモノはIQが3あるらしい。ナマケモノにも劣るIQでいるくせにいっちょまえに病んでしまった。病むのは自由だろ

 

自分の番が終わって余裕ができたのでまだ食べてないものを持ってくることにした。オニオンスープだったり先ほど言っていたパフェを目の前で作ってもらったりしてテーブルに戻った。

モルモットたちが次々に溶けながら帰ってくる。おもろい。このあたりはずっと後悔に駆られているので記憶がない。ずっと記憶がなさすぎる。

全体がまったりした空気に包まれていた、みんながみんな仲がいいというわけでもないだろうが、和やかな雰囲気で居心地がよかった。

私もそうなのだが、推しに会いに来て推しを見ていない時間が存在することにモルモットたちはすっかり慣れたらしい。いやみんながそうかは知らないが。推しとマリオカートしたり勉強会したり、「岩永徹也」という人は姿を見て楽しむのではなくて空間や体験を共有していることを楽しむのだろう。禅のはなし?

まあ、そういう感じ(?)だ、あくまで私のおぼろげな記憶の一部にすぎないので間違っている部分も多いと思う。おぼろげなうえにノイズが多すぎる。私の記憶を完成させるには肉片が少なすぎるのでもっとレポが見たい。ちゃんとしたやつ。

 

Cパートへ続く

推しとスイーツビュッフェに行った話・前

正確には「推しが開催したファンイベントの会場がホテルのスイーツビュッフェだった話」だ。

 

別にここからは愚痴とかおもしろとかもなくレポにもならない私の日記が続く。

私事だがこの記事を編集している数時間前に事故で頭にけがを負った。一応で呼んだ救急隊員さんに「記憶はありますか?」と聞かれたので頭を打って記憶を失くすってけっこうあるあるなのかと思ったりした。ここから下の文章は書き溜めたやつだけど、そうやって記憶を失ったときにも役に立つのかなと思った。

前になにかやろうと思ってここのアカウントを作ったみたいだ。なにをしようと思ったのかは忘れた。たぶん「この時期にこんなことにハマっていたんだな」とあとから思い返せるようにしておきたかったんだろう。忘れてるけど

 

ここで言う「推し」「最推し」「てっちゃんさん」は全部「岩永徹也」さんのことを指しているのだけれど、その説明からまずしないといけないだろう、未来で記憶喪失になった自分が思い出せるようにしっかり書いておいてほしい。

推しこと岩永徹也さん、身長は186.4cmでクイズ番組などではIQが高いことで知られている。私は仮面ライダーエグゼイドでこの人のことを知った、早くイベントの話を書きたいのでこのぐらいにしておきたい。

推しは現在事務所には所属しておらずフリーで活動中だ、たしか、たぶん。それで2023年の7月7日七夕の日にファニコンでファンクラブを開設した。

そのファンクラブで開催したイベントが今回の話だ、開設してから何回目のイベントだろう、ちょっと数えるから待って

ファニコンの購入履歴だけなら4回目のイベントだった。でも今回は2daysだから前日を含めると5回目のイベントになるのかな。外部のゲストだったりなんだりを合わせたらもうちょっとあるがかなりハイペースだと思う。

人間には「遊んで回復するタイプ」が存在すると聞くので推しはそのタイプなんだと思う、そうでなければファンの生命力を吸って回復してるとしか思えない、実際は半々なんだろう。

 

推しはイベント名を日付の語呂合わせで付けている、今回のイベントは2/11の「ニ」「ジュウイチ」から「21番目の片思い」という名前が付けられた。ちなみに前日2/10のイベントは「二兎を追う者は兎好き」という名前だ。

迷宮なしの名探偵の劇場版みたいなタイトルだ、推しはコナンくんも大好きなので同じことを言っていた気がする。

推しはクイズと謎解きが好きでファンクラブやTwitter(現X)でもたまに出題をしている。私は浅学で頭の回転も遅いため正答を出せたことはないが考えるのは楽しいので推しが頭の運動をさせようとしてくれるのは嬉しい。ただ正解者が出るまで正解を発表しないところがあるので未だに正解のわからないクイズもあるから困る。あれって結局答えなんなんですか

そんな推しがこの「21番目の片思い」では行き先のわからないミステリーツアーならぬミステリーデートをしたいのだとイベント発表のタイミングかどっかで言っていた。「ミステリーツアーとかもやりたいよね」といつだかの配信で発言していたから実際に企画したんだろう、推しはかなり頻繁にファニコン内でラジオ配信をしてくれるのだが、その中での「これやりたい」は願望や社交辞令ではなくやることリストを我々に教えてくれているものと思っていい。

内容のわからないイベントというのはなかなか楽しそうで良い、コナンくんだったら間違いなく事件が発生するが推しはコナンくんじゃないから大丈夫だろう。ミステリーストロベリーデートというからには推しも大好きないちごに関するイベントなんだろうな…コロナ禍前にいちご狩りイベントの計画もあったらしいからリベンジいちご狩りデートイベントかもしれデート??????

私にはデートがわからぬ。ホラを吹き、ネットであそんで暮らしてきた。

私自身自分が推しをどう推してるかわからずに過ごしているためガチ恋勢がどの程度の割合で存在しているのかわかっていない。イベントでデート企画をするくらいだからきっとそれなりの割合なのだろう。

前々から配信やグルチャで我々に愛を囁いているとは思っていたが、まさかデートまでする仲になるとは思わなかった。これじゃ本格的に遠距離カップルじゃないか。

また自分の話になるが、最初から自分の話なんだが、地方に住んでいる私は推しのイベントがあるたびに飛行機で東京に向かっている、なんかホテルとセットで安くなるバグが発生しているのでイベントのたびに飛行機に乗って脳内で歩美ちゃんが「もぉコナンくん見ないで」と言っているのを聞きながら耳抜きをしている。すごいどうでもいい話

 

デートはともかく、ミステリーは絶対に楽しい予感がする、絶対に行きたい。

しかし推しが活動を再開してからというもの出費が重なりすぎて残高が悲鳴を上げていた、強欲のオタク私の人格を埋めてカサ増しした残高でなんとか生活しようと決めたのになんてったって二日間開催だ。推しは埋めた人格の上にかけたコンクリートが固まる隙を与えてくれない。

本当に、なんなら12月時点では次からイベント参加を控えようぐらい考えていたのだ、2月は誕生月だからそこでイベントがあればそれは参加しようかな…とか思っていたのだ、まさか二日間も開催してくれるなんて思っていない憐れなかわいい我が子だ、おまえにオタクが救えるか。

遠征では必ず前日入りしている、昼夜逆転生活をしているため大事な本番の最中に眠くならないようにする必要がある。帰りはイベント翌日にしている、終了時刻が夜になると帰る手段がなくなる。

となると、両日参加するならば三泊四日だ、そこにチケット代がプラスされる、無理だ。行きたいと行けるは別だ。やりたいとやれるは別だ。愚かにも推しの前で正気を保てるなどと錯覚したオタクの控える宣言ではあるものの無を有にはできない。無い袖は振れない。振りたかったな、ソデ。

でも、それでもこのミステリーデートには参加したい。

一応だけど推しのファンイベントチケットは抽選販売を実施している、会場規模と申し込み人数によってはチケットが用意されないこともあるのでそこに賭けるとしよう。

倍率が高いだろう二日目のイベントに申し込んで、当たったら行こう。チケットが用意されたら行くしかないもんね作戦だ。

 

結果は書かなくてもいいだろう。当落発表から飛行機の検索をしたが、今回は月曜が祝日の三連休だからなのかいつも乗っている時間帯は追加料金がかかるようになっていた。

オタクはいつでも金欠だ、地方のオタクは遠征費で推し以外のところにお金がかかる、まあでも推しも新幹線や飛行機を使うからその整備費用や燃料費や人件費で推しを安全確実に送り届けてもらえると思えば惜しくないという気持ちでいたい。

実は推しがイギリス留学で芸能活動をお休みしていた時期に東京の劇団を推し増してしまったので高頻度で東京に飛んでいる。もう住めよ関東圏に。でも引っ越しの金もないしな…

とにかく朝の時間帯は追加料金がかかるようになっていた、こいつがまあまあかかる、惜しくない気持ちでいたいだけなのでふつうに惜しい。なにがなんでも行かなければ首が飛ぶということもないからゆっくり行こう。

二日目のイベントに合わせて休みを取ったので一日目のイベント当日に飛ぶ、一日目のチケットの一般販売があるのでそれに間に合いそうな時間に着くならチケット買おうか…なんて考えていたけど羽田着が17時ごろだったので諦めた。

 

なにもかもが秘匿されたイベント詳細、ある日推しからメッセージが届いた。

ファニコンには1on1というDMのような機能がある。実際に推しが見ているのかはわからないが既読は付く。既読が付くということを別のイベントでこれに情報を送る機会ができたときに知った。

そこに謎の画像が届いた。いくつかのアルファベットと数字が散りばめられた画像だった。

暗号だった。推し曰くこれらを正しく並び替えると集合時間と場所の名前と郵便番号がわかるということだった。おもしれえじゃねえか……

なにもかも秘匿されていたとはいえ事前情報として東京駅から30分で着く場所に集合するとは言われていた、まあ…候補はありすぎるほどにあるけどね…

ちなみにこの暗号は届いたその日に解いた人がいた。私以外のファンのみなさんは推しに似て素晴らしい才能を持った人が多い、推しに似て優しい人も多い。

私は前述の通り頭の回転が遅いので暗号は解けなかった。集合場所にはたどり着けなかった…。おわり

 

なんてことはなく、後日きちんとした招待状がメッセージで送られてきた。推しは仲間を見捨てねえ…!

待ち合わせは12時に舞浜駅近くのショップになっていた。

12時は予想してなかったな~あとで他の人からチケットには開催時間の記載があったと聞いた、そこは見てなかったな…単なる目安でしかないだろうとも思っていたしそりゃ解けないはずだわ移動時間のこと考えたらきっと都内なんだろうなって思っ舞浜??

まいはま??MAIHAMA??

ハーモニーなランドのほうが近い地方に住んでる私だが魔法で出来てるランドが舞浜にあることは知っている、デートで行った人も多いのではないだろうか、推しと舞浜で待ち合わせをする機会なんてそう何度も訪れるものではない。多分最初で最後だ。

でも待ち合わせの時間と場所がわかっただけだ、ランドなんて一言も言ってない、ここからなんか広い公園とか行ってフリスビーで遊んだりしたって驚かないぜという気持ちを強めていった準備期間だった。

ていうかランドだったりしたら推しとランドを同時に楽しめる自信がない。ランドのことはテレビやネットで伝え聞く程度にしか知らないけれど世界観の作り込みがエグいことは知っている。ドラマでも映画でも背景やセットが作り込まれてるものがだいすきなのに生きてるランドに放り込まれたら最後推しとはぐれる自信しかない。それはもう個人的にランドに行ったほうがいいんだ絶対に。

 

とある会場まですこし歩きますので温かい恰好をしてきてください、というのが推しからの最後の情報開示だった。オーケーわかったとりあえず公園の青空イベントではなさそうだ。

イベントに行くオタクの悩みは尽きない。服を選ぶときもジャンルやなんやの数値が出てくれればいいのにと思いながら服を選ぶ、ありがたいことに推しはブランドとのコラボで服を出してくれているのでなんならそれらを一式着て行ってもいいだろうが、それらをいい感じに合わせられる技術が私にはない。

デートっぽさってなんなんだよ…悩みながら結局無地のワンピースにした、たぶんユニクロで買ったやつだ。

メイクだってよくわからない。ここ最近急に興味がわいて美容系配信者の動画なんかを見たりなどしてはいるが「こうなりたい」の展望がないためにぼんやりとした知識しか得られていない。でも推しの顔にどんな意図でこのメイクがされているかみたいなのがぼんやりでもわかるようになったのが良かった。

アーティストのライブだったりしたら「推しからはどうせ顔見えんやろ」で妥協できてしまうがこっちの推しは信じられんほどの距離感で会話をするのでそういうわけにもいかないのが辛いところだ。見えん距離からだってオタクは全力尽くすのに見える距離なんてどうすればいいんだよ

タイミングが悪いことにその日は日曜日で、推しのことを知るきっかけにもなった日曜朝の番組も毎週かかさずリアタイしている、プリキュアは新番組の第1話だしごめんうそ2話です戦隊は終盤のめちゃくちゃに盛り上がる最終決戦であった。情緒はドンガラガッシャンである

集合は12時、ニチアサを見終わるのが10時だ、準備時間はほぼ1時間、さすがにプリキュアが始まるまでにベースメイクぐらいは済ませているものの心許ない時間だ、飯を食えないと見終わってから気付いた。

顔面の出来は正直よくわからない、不器用だから髪の毛だってくっしゃくしゃだ、でも推しだってくっしゃくしゃのネクタイでイベント出てきたりしたから、まあ、多少は許してくれるだろう。慢心なのか傲慢なのか諦観なのかよくわからない。

 

舞浜へ向かう電車へと乗った、同じ目的地の人たちは朝のうちに乗るのだろうか、車内はかなりすいていた。冬らしくもなく暖かくてなんなら窓から差し込む日光で暑いとすら感じていた。

よく晴れていてスカイツリーも綺麗に見えた、元々の色なのか晴れてるわりに彩度が低くてコラみたいでつい凝視してしまった、帰りも同じ色をしていたからコラだったかもしれない。

臨海公園が近付いてくると観覧車が見えた、推しは高いところが苦手だけど観覧車はどうだろう、なにかで言っていた気がするけどパッと思い出せない、デートイベント的には観覧車でタイマンの時間をとってもおかしくないなとは思うが。考えただけで怖くなった

いよいよ舞浜駅にたどり着いた。思っていたほど混んではいなくて、まあそれでも人は多くてライブがある日の東京ドームシティぐらいの賑わいがあった。

けっこう余裕めに着いて飯が食えるぞ! と思った私は目についたコーヒーショップに滑り込んだ、なんか肉とかチーズとか挟まれてるパン的なものを食べたと思う。そうだ、食事は出ますと推しは言ってたな、それまでのイベントでもお菓子食べ放題みたいな感じだったしモルモットのみなさんもめいめいにお菓子を持ち寄ったりしていたのでそういう感じなんだろう、というかこの時間だと朝ごはんじゃなくて昼ごはんだな。

とか余裕ぶっこいてたら待ち合わせ時間の5分前とかになっていた、土地勘のない場所でどうしてこんな油断をするのだろうか。

モルモットのみなさんと合流できるかすら不安だったけれど、着いてみれば知った顔がたくさんいて安心した。ちなみに「モルモット」というのは推しのファンネームなのだが、推しはファンのことをお花とか妖精とかだと思ってるらしいからいまだにモルモットという呼称が正しいのかわかっていない。黎斗くんを推しているファンはモルモットなんだけど…まあかわいいからな、モルモット。

 

集合時間になったが、推しの姿は無い。どうやって登場するか毎回わからない推し、前フリなくぬるっと現れてイベントが始まることもままある。

大人しく待っていたらふと「てっちゃんまんを探せ!?」という声が聞こえてきた。グルチャの投稿で確かに推しが「てっちゃんまんを探せ!」と言っていた。おもしれえじゃねえか……

ショップの前で集合していた我々は推しの姿を探した、186㎝で長髪ブロンドの推しが紛れる余地が日本にあるのかよ、外では見つからなかったので「店内かな?」と探しに入っていった。

でも集合時間前にここで買い物をしていたモルモットもいる、それをかいくぐって店内に潜んでいたというならすごいことだ。背が高いから逆に小さくなってるかもしれない、とか天井に張り付いてるかもしれない、とか言いながら探す。「あれ!?」と聞こえて視線の先を見ると金髪で赤いコートの人がふらふら歩いてるのが見えた。

ウワ~! と近寄っていくと振り返った推しはゴキゲンなサングラスをかけていて手には「岩永徹也ファンイベント集合場所」と書かれたカードケースを持っていた。

つい「ウィリー・ウォンカだ!」と言ってしまった。園内でしか付けないようなゴキゲンなサングラスにスタイルのいい高身長と赤いコートが抜群に似合っていた。フィクションみたいだった。

「大きいからすぐに気付いた? 中腰で歩いてればよかったかな」と中腰で歩くポーズをする推しに「それはそれで不審者ですね…」と返す。「そっか~」と言いながら推しが店外へ出ていくのについていった。

カードケースの裏側に元々入っていた台紙がそのまま入っていて好(ハオ)…と思った。

無事に合流できた推しとモルモットたち、推しが人数を確認しようと数えるけれどいかんせんショップ前なので他のお客さんもいて数えられないようだった。推しは数えるのを諦めてチケットの整理番号順で点呼した。

整理番号どころかチケットの確認すらしてなかったなと気付いたのはこのときだった。電子チケットだから発券の必要もないし、整理番号順で入場するタイプのイベントでもなさそうだったので。

たしか13番とかだった気がする、これに関してはイベントが終わったいま確かめる術がない。

確認が終わって会場に移動することになった、先頭が推しで集合場所のA3カードケースをかかげながら歩いていく。いや途中からモルモットの手に渡っていた気がする。コミケの最後尾札みたいだ。推しが現れる前に「御一行の旗持って先導してほしいね」みたいな話をしていたが、半分正解だろこれ。

駅の方向に歩いて向かっている途中、見たことのある人がこちらにスマホを向けているのが見えた。よく見たらいつもイベント会場で物販やなんやモルモットの世話をしてくださっているお姉さんだった。お姉さん~! なんか別の記念写真かと思ってよけちゃったごめんなさい!

岩永徹也御一行は舞浜駅を通り過ぎてその先の駅へと入っていく。

 

「それではここで電車に乗りま~す。みなさん電車って知ってますか?

大好きなてっちゃんさん語録だ。オタクというか私はさもみなさんご存じというていで話を進めてしまうが、推しは知らない人がいるかもしれないことを考慮して話してくれる。C末端とかN末端の解説はしてくれないけど。

会場まで電車で移動するみたいだ、さっき朝ごはん食べてるときにずっと目の前をぐるぐると走っていたあの丸三つの窓のきらきらラッピングのあの電車に乗るらしい。

え!? あの電車に乗るんですか!?

 

後半へつづく